top of page

今日の花言葉 ●令和5年 11月1日 水曜日●


おはようございます^^

本日お誕生日のみなさま、

記念日を迎えられたみなさま、

おめでとうございます♪

今日ご紹介するのは、

【 アケビ( 木通、Chocolate vine)】

花言葉は 「才能」

ある年の正月。江戸城での話です。

徳川九代将軍、家重は、新年拝賀の礼を受けるに先だち、 式場の検分をしようと小姓を従え迎いました。 書院にて大火鉢に火を盛ろうとしていた坊主は、 にわかに現れた将軍の姿に狼狽し 思わず大きな烈火の ひとかたまりを畳の上に落としてしまいました。

早くも火は畳に燃えつき煙を噴き始めた。 その時です…

将軍の後ろにいた十二、三の小小姓の1人がつと走り出て、 畳の火を自分の袖で掴み取り、縁側から庭へ捨て、 袖にうつった火は手水鉢の水で消した。

小小姓の機転に一同、ホッと息をついた。

将軍は つくづく小小姓を眺め

「龍助、立って手をあげよ」

「不思議じゃ、お前 袖についた火を水で消したであろう」

「お前の袖に焦げた後もなく、また水に濡れたところも ないではないか?」

「いいえ、ございます」

龍助は、黒々と焦げた跡と水に濡れた下着の袖を抜き出して 見せました。 上着を損じては、今日の御用を欠かさなければならない。

咄嗟の間にそれを分別し、下着の袖で火を掴んだ機智に 将軍はすっかり感心したという事です。

この才能溢れた龍助少年こそ 小身の小姓から身を起こして 大名となり、老中首席をしめて 権威飛ぶ鳥を落とすと言われた 田沼主殿意次(たぬまおきつぐ)であります。

良い週半ばをお過ごし下さいネ ^^) _旦~~

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page